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ヴァーディ弾でイングランド先制もイタリア新鋭FWがPK奪取 “伝統国対決”は1-1ドロー
3バックで臨んだイングランド、イタリアは若武者キエーザが同点弾導く
伝統国同士の対戦となった現地時間27日の国際親善試合、イングランド対イタリアは1-1のドローに終わった。
イングランドはホームにイタリアを迎え撃ったゲームで3バックを継続。一方のイタリアはGKにジャンルイジ・ドンナルンマを起用し、4-3-3システムでゲームに臨んだ。
試合開始当初はイングランドの最終ラインに不安定さが目立ち、イタリアのFWチーロ・インモービレには15分までに3回の決定機が訪れた。しかし、そのどれも決めきれない間に試合のペースはイングランドに移り変わった。
そして前半26分、イングランドはショートカウンターからFWラヒーム・スターリングがファウルを受け、イタリアの選手たちが足を止めたところでサポートしていたMFジェシー・リンガードがクイックリスタート。それを受けたFWジェイミー・ヴァーディがGKと1対1になり右足を振り抜いて先制ゴールを奪い、前半を1点リードで終えた。
後半に入ると両チームともに多くの選手交代を行い、テスト色の強いゲームになった。そうしたなかで互いにチャンスを決めきれなかったが、イタリアの若武者の強引なプレーが風穴を開けた。途中出場のFWフェデリコ・キエーザがペナルティーエリア内にドリブルで仕掛けると、DFジェームズ・タルコフスキーともつれて倒れた。レフェリーはコーナーキックと判定したが、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)制度の確認によりPKの判定に変更された。
これをFWロレンツォ・インシーニェが蹴り込み、後半42分の同点ゴールでイタリアが1-1の引き分けに持ち込む形になった。
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