ハリルJ、W杯へ暗雲を海外メディアも指摘 「大きな課題があることに疑いの余地なし」
大陸予選で敗退しているマリとウクライナに未勝利 攻守ともに課題が浮き彫りに…
日本代表は27日にベルギーのリエージュでウクライナと国際親善試合を行い、1-2で敗戦。1-1の引き分けに終わった23日のマリ戦に続き、欧州遠征は1分1敗という結果に終わった。海外メディアは日本がロシア・ワールドカップに向けて「大きな課題があることに疑いの余地はない」と厳しい視線を向けた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
マリ戦では前半にPKで先制を許し、試合終了間際に初招集のMF中島翔哉(ポルティモネンセ)が奪った値千金のゴールで引き分けに持ち込んだハリルジャパン。仮想ポーランドとして組まれたウクライナ戦でも前半21分に失点して、追いかける展開となった。
前半41分にDF槙野智章がセットプレーからヘディングシュートを決めて一時同点としたが、後半24分に左サイドを崩されてからMFオレクサンドル・カラバエフのミドルシュートが日本のゴールネットを揺らした。この日も途中投入された中島が軽快な動きを見せたものの、この日はゴールを奪えずに黒星を喫した。
衛星放送「ユーロスポーツ」は「ワールドカップのウォームアップで日本がウクライナに敗戦」と速報。「ワールドカップに向かうなかで、彼らにはロシアへ入る前に大きな課題があることに疑いの余地はない」と厳しい視線を向けられている。
日本はいずれも大陸予選で敗退しているマリとウクライナ相手に勝利を逃した。怪我で主力が不在、しかもテスト色の強い人選で戦ったということもあるが、攻守ともに課題が浮き彫りとなる2試合だった。
page1 page2