槙野智章、連続フル出場&ヘディング弾でアピールに成功 「少しの自信を得た」

前半41分に一時同点となるヘディングシュートを決めた槙野【写真:Getty Images】
前半41分に一時同点となるヘディングシュートを決めた槙野【写真:Getty Images】

チームに統一感を出すべく声を出しつつ、セットプレーからゴールを奪取

 日本代表DF槙野智章(浦和レッズ)は、27日の国際親善試合ウクライナ戦で前半41分に一時同点となるヘディングシュートを決めた。後半に決勝弾を許して1-2と敗れたものの、「自分たちが今いる位置、自分たちがやろうとしているサッカーに少しの自信を得た」と前向きな言葉を残した。

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 槙野は23日の国際親善試合マリ戦(1-1)に続きフル出場。A代表で本職のセンターバックとしてプレーするのは初となるDF植田直通(鹿島アントラーズ)とコンビを組んだが、結果的に2失点を喫した。「いかに全員が攻撃も守備も共通意識を持つのか、そこが自分の仕事だと思っています」と最終ラインから声を掛けてチームに統一感を出そうとしたという。

 そして、セットプレーから自身のヘディングでゴールが生まれた点について、「ワールドカップ本戦を見据えても、自分たちがボールを保持できない時間があるなかで、セットプレーで決め切ること(は大事)」とロシア・ワールドカップ(W杯)につながるとの見解を示した。

 槙野は昨年11月の欧州遠征でもブラジル戦(1-3)でセットプレーからゴールを記録。今シリーズもDF吉田麻也(サウサンプトン)が負傷離脱するなかで2試合フル出場し、バヒド・ハリルホジッチ監督に対してアピールすることに成功したと言っていいだろう。

「夢」だと語るW杯出場に向け、大きな一歩を踏み出す欧州遠征となった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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