ハリルJ、“仮想ポーランド”のウクライナに1-2敗戦 欧州遠征1分1敗、W杯へ課題噴出

ハリルJ、“仮想ポーランド”のウクライナに1-2敗戦【写真:Getty Images】
ハリルJ、“仮想ポーランド”のウクライナに1-2敗戦【写真:Getty Images】

槙野のヘディング弾で一時同点とするも、攻守両面で課題残す内容

 日本代表は現地時間27日に、ベルギーのリエージュで国際親善試合のウクライナ戦に臨み、1-2で敗れた。ワールドカップ本大会を見据えた“仮想ポーランド”の一戦は、効率良くゴールに迫るウクライナの前に苦戦し、同点で迎えた後半24分に決勝ゴールを奪われた。

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 日本はA代表で初めて本職のセンターバックで起用されたDF植田直道のほか、GK川島永嗣、MF柴崎岳、FW原口元気、FW杉本健勇といった23日のマリ戦で出場機会がなかった選手たちがスタメンに名を連ねた。

 マリ戦に比べればボールをつないで攻撃に出る意思が見えた日本だが、守備面の不安定さは拭えない試合になった。まずは前半16分、速攻から左サイドの裏を突かれ、上げられたクロスを中央に絞ったDF酒井高徳がクリアしようとしたボールはゴール方向に飛んだが、クロスバーに当たって跳ね返って難を逃れた。

 そして迎えた同21分、中央やや左サイドでボールを受けたDFラキツキーが左足で放ったミドルシュートは、植田の頭でコースが変わってゴールへ。日本は1点ビハインドを背負った。

 同30分にも中央から切り崩され、植田と酒井の間でラストパスを受けたMFマリノフスキーがGKと1対1になる大ピンチを迎えたが、シュートが枠外に飛んで事なきを得た。

 日本の攻撃は右ウイングで起用されたFW本田圭佑が中央に入ってプレーする場面が目立ったが、流れの中で決定的なチャンスを作り出すには至らなかった。それでも同41分、左サイドで得たフリーキックを柴崎が中央に入れると、DF槙野智章がヘディングで押し込んで1-1の同点に追いついてハーフタイムを迎えた。

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