「監督を非難することはない。でも…」 日本代表DF昌子が語るハリルJの現状

マリ戦後に選手から噴出する様々な意見 「やっているなかで合わないことはある」
日本代表が揺れている。バヒド・ハリルホジッチ監督はウクライナ戦の前日会見で「何か問題があれば内部で解決するもの。外部に対する発言はあまり良くない」と選手たちに苦言を呈した。DF昌子源(鹿島アントラーズ)は「監督を非難することはない」と発言した一方、「でも…」とハリルJの現状を語っている。
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ベルギー遠征中の日本代表は、仮想セネガルと仮想ポーランドとして、それぞれマリとウクライナ戦を組んだ。23日の国際親善試合マリ戦ではPKを与えて先制点を許し、その後は攻め手を見い出せない展開が続いた。後半アディショナルタイムに途中出場のFW中島翔哉(ポルティモネンセ)が代表デビュー弾を決めて、辛うじて1-1ドローに持ち込んだ。
試合後には選手たちからも、様々な意見が噴出した。ハリル監督はそうした声に対して「外部に対する発言はあまり良くない」と釘を刺している。この状況に反応した一人がDF昌子だ。
「監督を非難することはない」と口にしているが、チームが問題を抱えている事実も認めている。昌子は「でも、やっているなかで合わないことはある」と切り出すと、「この前の試合(マリ戦)で、(ハリル監督の指示による)蹴れ、蹴れというのがあった。僕らも試合中に聞こえた」と証言し、続けてハリルジャパンの置かれた現状について語り出した。
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