体調万全なら「イングランド代表レギュラー」 ベンゲルが教え子ウィルシャーを称賛
度重なる負傷に悩まされる“ガラスの天才” 「怪我から解放されることを願う」
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は教え子であるMFジャック・ウィルシャーへの称賛を惜しまず、体調が万全であれば今でもイングランド代表のレギュラーの座は揺るがないと太鼓判を押している。
フランス人指揮官は衛星放送局「ビーイン・スポーツ」の取材でウィルシャーを絶賛。長年負傷に悩まされてきたレフティーに対する評価は依然として高いままだ。
「ジャックは長い間怪我を抱えてきた。これから3、4年で怪我から解放されることを願うし、そうなれば真のジャック・ウィルシャーを目にすることになるだろう」
ベンゲル監督はこう語っている。10代でアーセナルデビューを飾るなど、「イングランド最高の逸材」とも言われていたウィルシャー。ここ数年は度重なる怪我で成長曲線は横ばいのままだが、そんな“ガラスの天才”が怪我を克服すれば再びイングランド代表の主軸となることは間違いないと、指揮官は絶大な信頼を寄せている。
「彼はあまりプレーできなかったが、(2016年の)欧州選手権にも行った。出場したのはわずかだったが、ジャック・ウィルシャーがフルパワーで、フィットネスも完璧ならイングランド代表のレギュラーだ」
この3月シリーズの代表戦ウィークでは1年9カ月ぶりにイングランド代表招集を受けたが、練習中の負傷により23日のオランダ戦(1-0)は欠場していた。大きな期待を背負う司令塔の完全復活は叶うのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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