マンUの「高価な失策8人」に香川真司が選出 海外メディア指摘「政権交代の犠牲者」

(左から)ファルカオ、香川真司、ディ・マリア、シュバインシュタイガー【写真:Getty Images】
(左から)ファルカオ、香川真司、ディ・マリア、シュバインシュタイガー【写真:Getty Images】

ポグバ放出の噂を受けての不名誉な特集に、香川が名を連ねる

 マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、ここ最近の不振ぶりから批判を集めており、今季終了後に放出されるとの噂が飛び交っている。海外メディアではクラブ史上最高額のクラックに早くも失格の烙印が押されているが、同時にユナイテッドには高額な投資に見合う活躍ができなかった選手が多くいたと指摘。衛星放送「ユーロスポーツ」オーストラリア版が特集し、ここにドルトムントのMF香川真司の名前も含まれた。

「8つの失策:ポール・ポグバはマンチェスター・ユナイテッドにとって初めての高くついた失敗ではない」と題された厳しい視線の特集では、ここ数年、大型補強を続けてきた“赤い悪魔”の補強策に注目。高額な投資に見合わなかったタレント8人をピックアップしている。

 この不名誉な8人に、2012年から14年まで在籍した香川が名を連ねた。加入1年目には負傷もありながら、プレミアリーグでアジア人初となるハットトリックを達成するなど20試合6得点を記録。しかし、翌シーズンにアレックス・ファーガソン氏からデイビッド・モイーズ氏(現ウェストハム監督)への監督交代もあって、出番を急激に減らした。

 記事では「カガワの失敗はつまり、モイーズとエド・ウッドワードの最初の犠牲者と言えるだろう」と記されている。ファーガソン監督の長期政権終了という時代の転換期にプレーした香川は、本領発揮に至らないままユナイテッドを退団した。

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