大儀見ら“なでしこトリオ”が八丈島自主トレで「長友ロード」を疾走
充実した調整を進める3選手
「とにかく1歩目を早くする。それに特化したトレーニングです」
丁寧な指導を施した木場トレーナーはこう説明した。
ヨーロッパはシーズンが終了したばかり。3人の蓄積疲労の具合なども細かくコントロールしながら、対戦相手とのマッチアップを優位に進めるための動き出しの素早さとスムーズさに磨きをかけた。
午後は人工芝の練習場でゴムチューブを使ったトレーニングなどを行なうなど、万全な調整を進めている。
リーグ戦終了から帰国後、中1日という日程で合宿を行うほどストイックななでしこトリオは、ワールドカップ連覇に向けて充実した調整を進めている。
◇木場克己(こば・かつみ)
1965年12月、鹿児島県生まれ。アスリートウェーブ鍼灸整骨院アドバイザー、コバメディカルジャパン代表で体幹トレの第一人者。長友佑都、大儀見優季、熊谷紗希らの専属トレーナー。9月に木場克己オフィシャルサイト(http://www.kobakatsumi.jp)を立ち上げ、「コバトレ」と呼ばれる独自のメソッドを育成年代に伝えようと研究を重ねる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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