「W杯で勝てなければメッシは…」 アルゼンチン代表監督が“過激発言”、その真意は?
サンパオリ監督がメッシにかかる重圧の大きさを訴える
ロシア・ワールドカップ(W杯)における注目ポイントの一つとなるのは、世界ナンバーワンプレーヤーであるFWリオネル・メッシ(バルセロナ)擁するアルゼンチン代表が、1986年メキシコ大会以来の優勝を果たせるかだ。本番を前にしてチームを率いるホルヘ・サンパオリ監督が、現地誌で「もしW杯で勝てなければ、メッシは自分を撃ち殺してしまう」と物騒な言葉を残している。その真意とは――。
スペイン紙「マルカ」によるとサンパオリ監督は「クラリン」誌などのインタビューに答えた。4月に出版される自身の書籍に合わせて様々なことを語っているが、メッシについてはこのように話して物議を醸している。
「メッシは自身の頭にW杯というリボルバーをつけており、もしそれで勝てなければ、彼は自身を撃ち殺してしまうだろう。結果的に彼は、自身の才能で楽しむことができていないのだ」
もちろんメッシにそのような気持ちがあるとは微塵も思っていないだろうが、メッシにかかる重圧がそれほどまでに大きいのだという比喩だった。
「私が見つけたものは、国際的なフットボールを取り巻くネガティブな要素が、メッシにダメージを与えているということだ」と、メッシが置かれている現状を語っている。
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