PSGが年俸15億円の巨額オファー提示? 来季監督にコンテ招聘と英紙報道
今夏チェルシー退任が浮上する戦術家の引き抜きに全力か
昨季からチェルシーを率いているアントニオ・コンテ監督に、パリ・サンジェルマン(PSG)が巨額年俸のオファーを投じて来季指揮官のポストを打診しているという。英高級紙「ガーディアン」が報じている。
コンテ監督はチェルシーとの契約を2019年6月まで残すが、今季終了後にチームを離れることが濃厚とされている。ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督やアトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督の引き抜きも狙っていたとされるものの、交渉の難しさもあり来季指揮官をコンテ氏に託す模様だ。
イタリアのシエナで攻撃的なサッカーを確立して話題を呼び、古巣ユベントスで名指揮官としての地位を確立したコンテ監督は、2016年の欧州選手権ではイタリア代表を率いて8強に進出。スペイン代表を破った鮮やかなゲームなど、欧州屈指の戦術家として名を馳せている。
そのコンテ氏に対し、PSGは年俸1000万ポンド(約15億円)という超高額の報酬を用意して招聘する構えを見せているという。60年ぶりにワールドカップ出場権を逃したイタリア代表も正式監督の候補として挙げているとされるが、現地メディアの報道ではコーチングスタッフを含めて1000万ユーロ(約13億円)の予算とされていただけに、マネーゲームでは潤沢な“オイルマネー”をバックに持つPSGに軍配が上がりそうだ。
欧州制覇の野望を抱き続けながらそれを実現できていないPSGは、コンテ監督にその夢を託すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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