ハリルJ、混迷の本質は「一人ひとりのミス」 柴崎岳が主張「他に原因を求めすぎ」
ベンチからマリ戦を見守ったMFが感じた、苦戦したシンプルな理由
バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、23日の国際親善試合マリ戦で1-1と引き分けた。仮想セネガルとして臨んだ一戦は多くの課題を露呈し、論点はチームスタイルにも波及するなど混迷の色を深めているが、ベンチから戦況を見守ったMF柴崎岳(ヘタフェ)は「一人ひとりのミス」とシンプルな理由を挙げている。
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ベルギー遠征に臨んでいる日本代表は、6月のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦で激突するセネガルを想定して、マリと対戦。PKで先制点を献上した日本は、終盤までゴールをこじ開けられない時間が続くなど苦戦を強いられた。後半途中から出場のFW中島翔哉(ポルティモネンセ)が後半アディショナルタイムに代表デビュー弾を叩き込み、辛うじて1-1ドローに持ち込んだ。
試合後にはハリル監督や選手たちの口から様々な改善点が上がったなか、27日のウクライナ戦に向けて柴崎は「選手一人ひとりが思うところもあるでしょうし、チームとしての危機感ももちろんある」と胸中を明かしている。その一方、マリ戦については「コミュニケーションも大事だと思いますけど……」と前置きしつつ、苦戦した別の要因も挙げた。
「一人ひとりのミスが多かったし、メンタル的な準備も十分ではなかったのかなという印象を受けた」
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