今、日本代表に何が必要か? 本田が打開案提示「そんなんで良くなるのもサッカー」
マリ戦後のチームに漂う危機感 本田が指摘する「ボールに食らいつく」姿勢
今の日本代表に必要なのは“基本”なのだろうか。日本代表FW本田圭佑(パチューカ)は、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)を引き合いに出しつつ、「そんなんで良くなるのもサッカー」と当時を回想。「基礎に戻ろうぜ」の重要性を訴えている。
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ベルギー遠征を敢行中の日本代表は、23日の国際親善試合マリ戦で先制点を献上。敗色濃厚となったなか、後半アディショナルタイムに途中出場のFW中島翔哉(ポルティモネンセ)が代表デビュー弾を叩き込み、辛うじて1-1ドローに持ち込んだ。
バヒド・ハリルホジッチ監督はマリ戦後に浮かない表情を浮かべ、「何を言えるのかという試合。まだまだやるべきことがたくさんあるという試合だった。今日は深い分析までは入りたくない。現実を直視してトレーニングを続けるしかない」と嘆いた。
選手たちも様々な問題点を挙げている。曰く、組み立てや守備の仕方、ロングボールの多用、連係不足など、課題は攻守両面にわたって山積。危機感という意味では、チーム全体が共通の認識を抱いている。
そうしたなか、本田は窮状を打ち破る一つの打開案を提示した。それはシステムや戦術論でもなければ、テクニックに関することでもない。実に単純明快なものだ。
「ピッチの中でボールに食らいつくっていうようなことはもう一度」
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