迷えるハリルJにとって「一番怖いこと」は? 長友佑都が挙げた“二つ”の懸念材料
マリに引き分け攻守に問題点浮上 長友も「良い状況とは言えない」と吐露
日本代表は6月のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて難しい時期に直面している。23日の国際親善試合マリ戦で1-1と引き分けたなか、仮想セネガルの一戦で攻守両面の課題を露呈。本大会に向けて不安が膨らんでいるなか、DF長友佑都(ガラタサライ)は現状における「一番怖いこと」として、二つの懸念材料を挙げている。
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ベルギー遠征に臨んでいる日本代表は、6月のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦で激突するセネガルを想定し、マリと対戦。PKで先制点を献上した日本は、終盤までゴールをこじ開けられない時間が続くなど苦戦を強いられた。後半途中から出場のFW中島翔哉(ポルティモネンセ)が後半アディショナルタイムに代表デビュー弾を叩き込み、辛うじて1-1のドローに持ち込んだ。
組み立てや崩しの局面における攻撃面、プレスの仕方やライン設定を含めた守備面など様々な問題点が浮上しており、日本代表は急ピッチで修正を図っている。長友はチームを取り巻く雰囲気について「良い状況とは言えないですね」と吐露した一方、こうした状況下で最も避けるべき2大ポイントを挙げた。
「僕らがやれることは監督を信頼して、チームメイトを信頼してという精神的な部分が大事になってくる。ここで不安を抱きすぎてネガティブになりすぎたり、選手間で信頼を失ったりすることが一番怖いこと。そこだけは失わずに前に進みたいと思う」
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