アーセナルが来季新監督にトゥヘルを招聘か “ドルトムント化”進行の可能性が急浮上

ベンゲル長期政権の後任に浮上と独誌報道

 アーセナルがドルトムントのトーマス・トゥヘル元監督を来季新監督として招聘すると、ドイツのサッカー専門誌「キッカー」が報じている。

 アーセン・ベンゲル監督は成績不振により、今季限りで22年に及ぶ長期政権に幕を下ろす可能性が高まっている。後任探しが急務とされるなか、ドルトムントを昨季限りで退任した戦術家の名前が急浮上した。

 ドイツの絶対王者バイエルンもトゥヘル監督に新監督就任のオファーを出したが、国外のビッグクラブ就任で内定していることが判明。「キッカー」誌によれば、トゥヘル監督に対してフランスの強豪パリ・サンジェルマンも興味を示すなか、すでにアーセナルと来季就任で契約を結んだとレポートしている。

 トゥヘル監督は昨季、チームをリーグ戦3位、UEFAチャンピオンズリーグ8強に導くも、選手やクラブ幹部との関係が悪化。特にアーセナルのスカウト部長に就任した「ダイヤモンド・アイ(眼)」の異名を持つ名スカウト、スヴェン・ミスリンタット氏との険悪な関係は公のものとなっているが、雪解け会談を持つ可能性もあるという。

 トゥヘル監督にとってはドルトムント時代の教え子となるFWピエール=エメリク・オーバメヤン、MFヘンリク・ムヒタリアンも在籍。アーセナルは来季“ドルトムント化”を、より一層進めそうな気配だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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