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「悪夢に終わった」 ウェールズ代表ギグス監督、ラグビー界の名将との“失敗秘話”を告白
15年ラグビーW杯で日本を率いたジョーンズ監督と夕食するも逆に“質問攻め”に
ウェールズ代表のライアン・ギグス監督は22日に行われた「チャイナカップ」準決勝の中国戦で6-0と勝利し、代表監督としての初陣を飾った。現役時代に“ジャックナイフ”と恐れられたマンチェスター・ユナイテッド史上最高のドリブラーは、元ラグビー日本代表監督で現在はイングランド代表を率いる名将エディ・ジョーンズと会食して成長の糧を求めたが、失敗したという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ギグス監督はユナイテッドの暫定監督を経て、新たなキャリアの第一歩として母国の代表監督を選んだ。FWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)らタレントを擁しながらもロシア・ワールドカップ出場を逃したウェールズ代表の再建にあたるべく、名将たちに教えを請いた過去を明らかにした。
「私はアントニオ・コンテとエディ・ジョーンズと夕食をともにした。彼らからいろいろ学ぶためにね」
昨季チェルシーでプレミアリーグを制覇したイタリアの闘将コンテと、ラグビー界の名将ジョーンズに“弟子入り”。ジョーンズ監督は2015年のラグビーW杯で日本代表を率い、強豪の南アフリカを撃破するなど2勝を挙げ、同年12月にイングランド代表の指揮官に就任している。
しかし、情報収集に熱心なジョーンズ監督の貪欲さに圧倒されたという。
「実際のところは悪夢に終わったよ。エディがサー・アレックスについて質問をしてきたんだ。彼からすべてを聞き出したかったのにね」
ユナイテッド黄金期に君臨した伝説の名将アレックス・ファーガソンの逸話を聞き出そうとするジョーンズ監督から、常勝のイズムを引き出すのは難しかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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