「わずか30分で違いを作り出した」 中島翔哉、「夢のデビュー」を海外紙も特集

中島翔哉、「夢のデビュー」を海外紙も特集【写真:Getty Images】
中島翔哉、「夢のデビュー」を海外紙も特集【写真:Getty Images】

デビュー戦ゴールでチームを救出 ポルトガルでも小柄なアタッカーの覚醒に注目

 ベルギー遠征中の日本代表は、23日の国際親善試合マリ戦で1-1の引き分けに終わった。試合終了間際までリードを許し、内容的にも収穫の少なかった試合の中で光明となったのが代表デビュー弾を決めたMF中島翔哉(ポルティモネンセ)だった。中島がプレーするポルトガル地元メディアも「夢のデビュー」と小柄なアタッカーの覚醒を特集している。

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 日本は前半終了間際にDF宇賀神友弥(浦和レッズ)がエリア内で相手を蹴ってしまいPKを献上。これをFWアブドゥライ・ディアビに決められてビハインドを背負った。0-1のまま試合が進み、敗戦濃厚というなかで迎えた後半アディショナルタイム、途中出場の中島は鮮やかなターンからのドリブルで攻撃の起点となると、最後はMF三竿健斗(鹿島アントラーズ)のラストパスに合わせてネットを揺らした。

 記事では、「ショウヤ・ナカジマがベルギーのリエージュで行われた日本代表戦で夢のデビュー」と特集。代表デビュー戦で見せた技術の高さと貴重な同点ゴールにスポットが当てられた。

「わずか30分で違いを作り出した。すでにアディショナルタイムに入っていたが、23歳のナカジマは中盤でボールを受けると、回転して3人の相手をかわした。ボールを味方に預けてフィニッシュゾーンに入り、左足でゴールに結びつけた」

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