ハリルショック…日本に再び怪我人の悪夢 大島の負傷に嘆き「なぜまた起きたのか」

大島を絶賛も…負傷に「残念だ」

 ハリル監督は前半34分に負傷交代した大島にも言及。大島は昨年12月12日のE-1選手権で10番を背負い、第2戦の中国戦に先発するも、前半30分に負傷交代。診断結果は左大腿二頭筋肉離れで、そのままチームから離脱する形となった。

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 大島にとっては悪夢が再び襲った形だが、それはハリル監督にとっても同様だ。「大島はこれが初めての怪我ではない。残念だ」と落胆。その理由は大島が一定のパフォーマンスを披露していたからで、「前回も少しリズムが変わると怪我をして、今回も同じだった。組み立てにしっかり関わって良いものが見られ、縦パスが良かった。彼は、テクニックの面では日本のベストプレーヤーの一人」と絶賛している。

 もっとも、指揮官の頭を悩ませているのが怪我の多さだろう。「ただ、何度も筋肉の問題が起きているし、なぜそれがまた起きたのか」と嘆いたほどだ。「怪我の詳しい状況は分かっていないが、重傷でないことを願っている。怪我までは素晴らしいプレーをしていたので、そこは嬉しかった」と大島の軽傷を祈りつつ、改めて賛辞の言葉を贈っている。

 吉田や酒井宏をはじめ、MF香川真司(ドルトムント)やMF清武弘嗣(セレッソ大阪)などが怪我で離脱しており、負傷者リストに大島も加わった。6月のロシアW杯まで3カ月を切ったなか、ハリル監督もショックを隠し切れない様子だ。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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