代表デビュー弾の中島、“360度ターン”で3人置き去りの驚愕ドリブルも…本人は反省
マリ戦でA代表デビューを飾った中島、初ゴール前に3人を手玉に取るドリブルで打開
3月遠征で日本代表に初招集されたポルティモネンセの23歳FW中島翔哉は、23日の国際親善試合マリ戦で後半15分から登場すると、後半アディショナルタイムのラストプレーで劇的な同点弾を叩き込み、1-1のドローに貢献した。ゴール直前には相手3人を手玉に取る驚愕のドリブルを披露したが、本人は「できれば……」と反省を口にしている。
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マリ戦でベンチスタートとなった中島だが、後半15分にFW宇佐美貴史に代わって左ウイングで投入。2016年のリオデジャネイロ五輪で10番を背負った男が、代表初招集で念願のデビューを飾った。
後半40分にミドルシュートを放つなど積極性を見せた中島は、後半アディショナルタイムに持ち前のテクニックを見せつける。敵陣中央でボールを持った中島は、相手ゴールに向かってドリブルを開始。相手二人が前方のコースを塞ぎにかかると、中島はスピードダウンしながら自陣方向へ半回転する。だが、後方から別の相手が挟み撃ちを狙っており、それを察していた中島はそのままさらに半回転を加え、“360度ターン”で相手3人を置き去りにした。
鮮やかに局面を打開した中島はFW小林悠へパス。クロスのこぼれ球を拾ったMF三竿健斗がラストパスを送り、ゴール手前で待ち構えていた中島の劇的な同点ゴールが生まれている。