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日本のW杯対戦国コロンビアが大逆転勝利! 強豪フランスを敵地で3-2撃破
序盤から劣勢を強いられ2点を先取されるも、終盤にひっくり返す
日本代表と6月のワールドカップ(W杯)本大会で対戦するコロンビアが、視察に訪れたバヒド・ハリルホジッチ監督の目の前で強豪フランスに敵地で3-2の大逆転勝利を収めた。
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ベルギーのリエージュで日本代表がマリと1-1で引き分けた試合が終了してから約5時間半後、フランスのパリでコロンビアがアウェーゲームに臨んだ。ハリル監督はマリ戦後の記者会見を「パリに行かなくてはいけない用がある」と短めに切り上げたが、その目的がこのフランス対コロンビアの視察だった。
試合は立ち上がりからフランスが一方的な強さを見せた。中盤に君臨するMFエンゴロ・カンテとMFブレーズ・マテュイディのコンビが次々にボールを回収し、前線では躍動感のある攻撃を仕掛けた。そして前半11分、左サイドを駆け上がったDFリュカ・ディーニュがシュート性のクロスを入れると、GKが弾いたところをFWオリビエ・ジルーが押し込んで先制した。
さらにフランスは同26分、右サイドバックのジブリル・シディベが攻撃参加して中央にパスを送ると、FWアントワーヌ・グリーズマンがヒールキックでつなぎ、FWキリアン・ムバッペが相手を引きつけて左サイドに余ったトマ・レマルに展開。ボールを受けたレマルが冷静に左足で決めて2点リードとした。
ここまで良いところを全く出させてもらえなかったコロンビアだが、その2分後に右コーナーキックを得ると、左サイドに流れたボールをMFルイス・ムリエルがキープ。右足でゴール前に入れたボールにコロンビアの選手が飛び込むと、フランスのGKウーゴ・ロリスもその動きに惑わされ、ボールは誰にも触れることなくゴールに吸い込まれた。コロンビアはややラッキーな形で1点を返し、フランスが2-1とリードして前半を終えた。