宇佐美、1年9カ月ぶりに先発も不発 アピール失敗で猛省「満足度は全くない」

「一発で作り出すシーン」がなく反省

 バヒド・ハリルホジッチ監督の期待に応えたとは言い難い状況で、宇佐美本人もそれは重々承知している。だからこそ、自身のパフォーマンスに対して一切満足していない。自身の長所を出せなかったと悔やんでいる。

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「個人的な理想は、悪い状況でも一発で局面を変えてゴールにしてしまえば、チームも余裕をもってやれる。そういうところを自分のストロングポイントとして思っている分、一発で作り出すシーンがもう少しないと、自分自身の満足度は全く持てない」

 ドイツ2部デュセルドルフでは、2月に入ってからリーグ4試合連続ゴールを叩き込むなど絶好調だった男が、マリ戦ではシュート1本に終わっている。2016年6月7日の国際親善試合ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(1-2)以来、1年9カ月ぶりに代表戦で先発を果たした宇佐美だが、悔しさを胸の奥に押し込んで会場を後にした。

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