宇佐美、1年9カ月ぶりに先発も不発 アピール失敗で猛省「満足度は全くない」
左ウイングで先発、正確なキックでチャンス演出も途中交代
9か月ぶりに日本代表復帰を果たしたFW宇佐美貴史は、23日の国際親善試合マリ戦に左ウイングで先発出場し、後半15分までプレーしたが不発のまま途中交代した。宇佐美は自身の出来について「結果も出せていないですし、得点を作り出すシーンもなかった。アピールできたとは全く思ってない」と語り、「満足度は全くない」と猛省している。
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マリ戦では、センターフォワードにFW大迫勇也、右ウイングに久保裕也が入り、左ウイングで宇佐美が先発起用された。宇佐美は左右のコーナーキックでキッカーも任され、正確なキックからチャンスを演出。前半11分には久保への絶妙なパスを通して決定機を作り出すと、同45分には低いクロスから大迫のヘディングシュートを引き出した。
要所でキック精度の高さとパスセンスを見せつけたものの、直接ゴールに関与する場面はなく、自身もシュート2本で後半15分にFW中島翔哉と入れ替わりでピッチを後にした。
「前半は厳しかった」と振り返った宇佐美。ウイングには背後を狙う動きが要求されているものの、「短い距離でパスをつないでいくシーンしかなかった」と課題を口にする。守備は「違和感なくやれた」と一定の手応えは掴んだが、全体としての自己査定は低いものとなった。
「結果も出せていないですし、得点を作り出すシーンもなかった。アピールできたとは全く思ってないです」