「赤っ恥を免れた」 ハリルJ、W杯不出場のマリ戦苦戦に英紙も“驚きの速報”
代表デビューの中島のゴールで同点に追いつくも課題を露呈
日本代表は23日、ベルギーでマリ代表との国際親善試合に臨んだ。後半アディショナルタイムにMF中島翔哉が代表初ゴールを奪って1-1の引き分けに終わり、バヒド・ハリルホジッチ監督は「ちょっと厳しい結果です」と総括。海外メディアはこの試合をどのように伝えたのか。
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日本は前半終了間際、代表初出場のDF宇賀神友弥がペナルティーエリア内で相手FWを蹴ってしまいPKを献上。これをMFアブドゥレイ・ディアビに決められて先制を許した。縦パスで上手く攻撃のスイッチを入れていたMF大島僚太が同34分に負傷交代して以降、日本は攻撃のリズムが崩れ、マリにリードを許したまま試合が進んでいった。
後半アディショナルタイムにMF三竿健斗の折り返しを途中出場の中島が押し込んで敗戦は免れたが、“仮想セネガル”と目されていたマリ相手に内容の乏しいドロー決着となった。課題の残るゲームにキャプテンのMF長谷部誠も「今日に関していえば、個々の能力も組織も修正しなければいけないことがたくさんある。マリの個人技に対し、個の局面でも完全にやられた」と振り返った。
ロシア・ワールドカップ(W杯)で6大会連続出場を果たすアジアの雄の試合結果を海外メディアも報じている。
英紙「ザ・サン」は「94分にショウヤ・ナカジマの同点ゴールが決まり、日本は赤っ恥を逃れた」との見出しで結果を伝えた。日本がW杯に出場しないマリ相手に苦戦したことは英国メディアにも驚きを提供したようだ。
中島が代表デビュー戦で初ゴールというポジティブな話題もあった一方で、なんとか追いついての引き分けという結果や大島の負傷などネガティブな話題が目を引いたハリルジャパン。中3日で行われるウクライナ戦ではどのように戦いを見せるのか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)