ハリル監督、“ホロ苦ドロー”に浮かない表情 「セネガルに対して準備ができていない」
中島の劇的同点弾で追いつくも、“仮想セネガル”は「全てがポジティブなわけではない」
日本代表は23日に国際親善試合でマリ代表と対戦。後半アディショナルタイムに代表デビューを果たしたFW中島翔哉の同点弾でなんとか1-1の引き分けで終えると、「セネガルに対してはまだ準備ができていないということです」と渋い表情で振り返った。
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マリ戦では負傷者を多く抱える右サイドバックに、2回目の招集となるDF宇賀神友弥を代表デビューのピッチに送り込んだ。しかし、その宇賀神は前半途中に後方からのタックルでイエローカードを受けると、前半終了間際には先制点となるPKを献上。完全に空回りのデビューになってしまった。
また、ハリルホジッチ監督が期待を懸けるMF大島僚太も前半のうちに負傷交代。後半には多くの選手を入れ替えたが、決定機はほとんど作り出せず。試合終了間際に、途中出場で代表デビューとなったFW中島が同点ゴールを奪って辛くも引き分けに持ち込んだ。
ハリルホジッチ監督は開口一番「厳しい結果です」と話し、「いろいろな情報が得られたが、全てがポジティブなわけではない。まだまだトレーニングをしなければいけないことがある。セネガルに対してはまだ準備ができていないということです」と浮かない表情を浮かべた。
今年6月のロシア・ワールドカップで対戦するアフリカ勢という意味で“仮想セネガル”を強調したマッチメークだったが、指揮官にとっても課題の多さを突き付けられるゲームとなってしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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