“ガラスの天才”ウィルシャー、ベンゲルの“移籍勧告”を告白 「他で契約があるなら…」
「現時点で我々は契約延長をオファーできない」
ウィルシャーはベンゲル監督からかけられた“移籍勧告”の言葉を今でも鮮明に覚えているという。
「正直に言おう。現時点で、我々は契約延長をオファーできない。もしも、他で契約があるなら移籍できるんだ、とね。自分はそれに関してハッピーにはなれなかった。でも、同時に彼(ベンゲル)が正直でいてくれたことが嬉しかったね」
今季はここまで故障なくシーズンを過ごしてきたが、トレーニングで膝を痛め、23日にアムステルダムで行われるオランダ戦の遠征メンバーからは外れることになった。それでも、故障は深刻なものではなく、27日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催されるドイツ戦には間に合う可能性があるとされている。
「ワールドカップは我々にとっての大舞台。上手くやりたい。(これまでと)違う感覚もある。もっと若い選手たちが出てきているし、将来有望なグループになっていると思うんだ」
エバートンやACミランも獲得に乗り出すと報じられているウィルシャー。このままユースから過ごしてきたアーセナルを、移籍金ゼロで離れることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page1 page2