“ガラスの天才”ウィルシャー、ベンゲルの“移籍勧告”を告白 「他で契約があるなら…」
開幕前の舞台裏を明かす 「怪我をして戻って、構想外だった」
アーセナルのイングランド代表MFジャック・ウィルシャーは今季限りで契約満了となるなか、アーセン・ベンゲル監督から移籍勧告を受けていた過去を明らかにした。英公共放送「BBC」が報じている。
ウィルシャーは昨季、レンタル移籍先のボーンマスで27試合に出場するも、シーズン終盤に左足を骨折。キャリアを通じて故障に苦しめられてきた“ガラスの天才”は、アーセナルに復帰した今季に出遅れを余儀なくされた。
「彼(ベンゲル)は移籍市場閉幕まで3、4週間前に移籍するチャンスを与えてくれたんだ。僕が望んだものではなかったが、同時に自分は全くフィットしていなかった。だから、自分は残留して、フィットネスを高めることを決めたんだ」
アーセナルで今季公式戦31試合に出場し、背番号10らしい創造性と技術を示しているウィルシャーは、開幕前のベンゲル監督との会談内容を明かしている。
「正直な会話だった。お互いに誠実な話し合いができるほどの長い関係性があるんだ。契約満了まで残り1年になって、みんな大騒ぎになったけどね。自分はレンタル移籍で、怪我をして戻っていて、構想外だったんだ」
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