“プレミア最高給男”サンチェス、代表戦回避を直訴も翻意「欠場の許可を求めてたが…」

マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】

ユナイテッドに移籍も公式戦10試合で1得点「もっと良い成績を予想していた」

 マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、24日のスウェーデン戦、27日のデンマーク戦のメンバーに選出されている。しかし、今年1月にアーセナルから鳴り物入りで加入するも、わずか1得点という不振ぶりから代表辞退を申し出ていたことが明らかになった。英公共放送「BBC」が報じている。

 アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンとのトレードでアーセナルから加入したサンチェスは、年俸22億円というプレミア史上最高給を手にしている。栄光の背番号7とともに、“優勝請負人”の期待を背負うが、新天地では公式戦10試合でわずか1得点。ボールロストの多さからジョゼ・モウリーニョ監督からベンチに下げられるなど、ユナイテッドで苦しい立場にいる。

「自分には多くを要求している。もっと良い成績を予想していたんだ。ユナイテッドに移籍後、全てはあまりに早く変化してしまった。自分はスウェーデンに来ることもためらっていたんだ」

 記事によれば、サンチェスはこのように語ったという。南米選手権で2大会連続優勝を果たしたチリだが、熾烈な南米予選の影響で6月のロシア・ワールドカップ行きを逃している。つまり、チリ代表にとってスウェーデン遠征は単なる親善試合で重要度は低いのだ。

「自分はこの試合を欠場する許可を求めていた。でも、クラウディオと話して、我々は連帯すべきだと話して再考することにしたんだ」

 チリ代表チームに代表辞退を申し出ていたが、マンチェスター・シティの守護神クラウディオ・ブラーボとの話し合いで参加を決めたという。サンチェスはアーセナル時代のような獅子奮迅の働きを、代表戦後のオールド・トラッフォードで見せることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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