なでしこJ、11年3カ月ぶりにFIFAランク“トップ10陥落” 前回から順位を2つ下げ11位
女子の最新FIFAランク発表 2006年12月から守ったトップ10の座を明け渡す
なでしこジャパンこと日本女子代表が、FIFAランキングのトップ10から落ちた。23日に発表された最新のランキングで、日本は順位を2つ下げて11位となった。
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【一覧】最新女子FIFAランキング「世界TOP20」(2018年3月23日発表)
アジア勢の中でトップはオーストラリアの6位(前回4位)で、2番手が北朝鮮の10位(同11位)となり、日本が3番目に続いている。上位ではアメリカがトップを守り、2位と3位はイングランドとドイツの間で逆転が起こり、イングランドが上位になった。
女子のFIFAランキングは2003年6月から3カ月ごとに公表されるようになり、男子とはポイントの算出方法も異なるが、日本は06年12月に初めてトップ10入りを果たして以降は、常にその地位を維持していた。11年の女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の優勝後は数年にわたって3位を維持していたが、近年の不振と他国の躍進の両面から一気にランキングは下降の一途をたどり、今回11年3カ月ぶりのトップ10落ちとなってしまった。
先日はアルガルベ杯で昨年の欧州女王オランダに6失点の大敗を喫したように、近年の傾向として男子サッカーで世界の強豪国と呼ばれるような国が女子の育成にも力を入れ始めている。
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