ハリルが通達「今の状態では本大会厳しい」 長谷部も危機感「選手も感じている」

「少なからずある」手応えをさらに深められるか

 日本代表は怪我人が相次いでおり、DF吉田麻也(サウサンプトン)やDF酒井宏樹(マルセイユ)のスタメンクラスをはじめ、MF香川真司(ドルトムント)、MF清武弘嗣(セレッソ大阪)、DF遠藤航(浦和レッズ)らも負傷を抱えている。ハリル監督も「4、5人ほどこれまで先発で出ていた選手がいない」と嘆いており、チーム編成が難しくなっているのも事実だ。長谷部もそうした状況を踏まえつつ、3月シリーズの重要性を説く。

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「選手たちがやってきたなかで、これをやっていけばできるんだという手応えも少なからずある。とにかくそれを信じて、今回の2試合で結果を出すことで自分たちに対して自信を持てると思う。そういう意味で重要になる」

 日本代表を覆いつつある不安感を少しでも払拭する意味でも、ベルギー遠征を連勝で終え、監督や選手たちが納得のいくパフォーマンスを披露できるか。結果と内容の“二兎”を得て、実り多き遠征としたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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