ハリルが通達「今の状態では本大会厳しい」 長谷部も危機感「選手も感じている」

日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)【写真:Getty Images】
日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)【写真:Getty Images】

3月シリーズで仮想セネガルのマリ戦、仮想ポーランドのウクライナ戦

 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、ロシア・ワールドカップ(W杯)初戦のコロンビア戦を6月19日に迎える。本大会まで残り3カ月を切ったなか、指揮官から「今の状態では本大会で難しい」という通達を受けた日本の選手たちは危機感を強めており、日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)も「選手たちもそういう部分は感じている」と明かした。

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 3月のベルギー遠征では、本大会グループリーグ第2戦のセネガルを想定したマリ戦(23日)、同3戦のポーランドを踏まえたウクライナ戦(27日)が組まれている。長谷部はチームの現在地について「今はやっぱりどちらかと言うと、新しい選手、いろんな選手がどういうプレーをしていくのかを監督が見ている状態」と捉えている一方、本大会に向けた本格的なチーム作りは「正直5月とか合宿に入ってからかな」とイメージしているようだ。

 この3月シリーズ後、本大会まで組まれている強化試合は3試合ある。W杯登録メンバー23人発表前の国内ラストマッチとなる5月30日のガーナ戦、海外直前キャンプ中に予定している6月8日のスイス戦と同12日のパラグアイ戦だ。すでにW杯までの道筋は固まっているが、ハリル監督と選手たちはW杯での厳しい戦いを見据えている。

「監督も合宿が始まる前に、今の状態ではかなり本大会で難しい状況になるとはっきり発言していた。実際、選手たちもそういう部分は感じている」

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