元なでしこ安藤梢、日独通算300試合の金字塔! 浦和Lの同僚MF猶本も絶賛「異次元」
足かけ16年、日本とドイツで出場を重ね、節目の数字に到達
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部の浦和レッズレディースは、開幕戦となった21日のノジマステラ神奈川相模原戦に2-0で勝利。4年ぶりのタイトル奪還を狙う新シーズンで白星スタートを切った。雪が降りしきるなか、チーム最年長FWが足かけ16年で大記録を達成し、同僚のなでしこジャパン(日本女子代表)MF猶本光は「異次元」と金字塔に賛辞を送っている。
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浦和Lは前半16分にMF吉良知夏のゴールで先制すると、同20分にはキャプテンのMF柴田華絵がゴール前のこぼれ球を押し込んで追加点を奪った。2-0と勝利を飾ったなか、節目の記録を達成したのが、2011年女子ワールドカップ優勝を知る35歳のFW安藤梢だった。
安藤は前身のさいたまレイナスFC、浦和Lとプレーし、2009年にドイツのブンデスリーガへ移籍。デュイスブルク、フランクフルト、SGSエッセンと計8シーズン渡り歩き、17年6月に古巣の浦和Lに復帰した。先発出場して2トップの一角を担ったノジマステラ戦で、日独通算300試合(日本154試合・ドイツ146試合)に到達したという。
同僚の猶本は、試合翌日の22日に自身のツイッターを更新。「昨日はめちゃめちゃめちゃめちゃ寒い中、応援ありがとうございました。動いてる選手が寒いんだから、観てる人たちは凍っちゃうんじゃないかと思ってました」と、雪中にもかかわらず声援を送ったファンに感謝を述べつつ、「梢姉さんは日独300試合達成したらしい。異次元」と偉大なる先輩に賛辞を送った。投稿では「300」と施された赤いユニフォームをまとった笑顔の安藤を、猶本らチームメイトが囲んだ記念ショットが公開されている。
また、開幕戦に途中出場した20歳のDF北川ひかるも自身のツイッターに安藤とのショットをアップするとともに、「梢さん300試合おめでとうございます!!! 梢さんみたいになれるように頑張ろ」とその背中を追いかけることを誓った。
ノジマステラ戦ではポストに嫌われるなどゴールを奪えなかったが、日独通算150得点まであと「9」と迫っており、さらなる記録達成にも期待が懸かる。