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ガラタサライ会長、長友の完全移籍交渉を自ら展望 「インテルは値段を上げてくる」
ジェンギズ会長が長友の完全移籍交渉を行っていることを認める
ガラタサライのムスタファ・ジェンギズ会長が、日本代表DF長友佑都の完全移籍に関する交渉に言及。記者会見の模様をイタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ジェンギズ会長は「彼が来て以来、スタジアムには多くの日本人サポーターが来てくれている。それは我々にとって素晴らしいことだ」と“長友効果”を歓迎。さらに、今季終了までの期限付き移籍である長友の契約についても口を開いた。
「クラブとして、長友の完全移籍の交渉を行っている。ただ、インテルは値段を上げてくるだろう」
インテルは長友の移籍金として500万ユーロ(約6億5000万円)を見込んでいると現地メディアでは報じられていた。しかし、その価格が上昇する可能性があることをジェンギズ会長は懸念している。
ファティフ・テリム監督は「長友には残ってほしい」と完全移籍を希望。長友自身も日本代表の活動中に「ガラタサライのサッカーは、サイドバックにもどんどん攻撃させるので、昔の自分に戻ったような、がむしゃらに生き生きしているなと。水を得た魚じゃないですけど、それぐらい居心地が良くてプレーが楽しい」と好印象を語っていた。
今後、本格化するであろうクラブ間交渉の行方はどうなるのか。インテルの副会長でかつてチームメイトだった元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏が「我々はユウトを手放したくはない」とコメントした経緯もあるだけに、イタリアとトルコの名門クラブ同士の駆け引きはしばらく続きそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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