英凱旋で“リベンジ”なるか チェルシーを退団した新鋭にプレミア勢が熱視線
今季大車輪の活躍を披露するデ・ブライネ
マンチェスター・シティが3500万ポンド(約63億円)でヴォルフスブルクのMFケビン・デ・ブライネの獲得に乗り出すと英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
デ・ブライネは昨年の1月にチェルシーからヴォルフスブルクへ移籍。今季はリーグ戦で10ゴール19アシストと大車輪の活躍でチームの躍進に貢献。来季の欧州チャンピオンズリーグ出場も決定している。
デ・ブライネに対し、パリ・サンジェルマンやバイエルン・ミュンヘンなど数多くのメガクラブが熱視線を送る中、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルなどプレミア勢が本腰を入れているとされており、とりわけ獲得を切望しているのはマンCだという。
マンCは今年に入り大失速したことで早々に優勝争いから脱落。早い段階でチェルシーにリーグ制覇を許し、プレミア王者の座を奪われている。これを受け、クラブは来季に向けた大改革に乗り出すとされており、デ・ブライネは補強リストの最上位に名を連ねていると伝えられている。
デ・ブライネ自身は「ヴォルフスブルクで幸せだし、来季はまだここで戦おうと思っている」と残留に前向きな姿勢を示しつつ、「100%の断言はできない」と移籍の可能性を除外することもなかった。
優れた能力を持ちながら2012年に加入したチェルシーでは活躍の場を見いだせず、レンタル移籍を繰り返した。翌年に復帰するも出番は勝ち取れず、悔しさを残しイングランドを後にした。ブンデスリーガで大躍進を遂げた今、プレミアリーグにリベンジを果たすための切符をつかもうとしている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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