ハリル監督の指示を鵜呑みにしない!? 柴崎&槙野が説く“プラスアルファ”の重要性
半年ぶりに招集の柴崎、「違った判断が必要な時も」と臨機応変な対応も視野
日本代表は21日、ベルギー遠征(23日マリ戦、27日ウクライナ戦)のキャンプ3日目を終えた。半年ぶりに代表復帰を果たしたMF柴崎岳(ヘタフェ)と浦和レッズのDF槙野智章(浦和レッズ)はトレーニング後、図らずも“監督の指示を鵜呑みにしない”という趣旨のコメントを発し、その意味を説明している。
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バヒド・ハリルホジッチ監督は規律を重んじており、細部にわたって選手に指示を出すことも少なくない。6月のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて、選手たちも指揮官の要求に沿うべく努力を続けている。生き残りを懸ける柴崎も「監督の言っていることを実行できるかが鍵になる」と自覚は十分だ。
だが柴崎は、ハリル監督の指示に応えるだけでは不十分と付け加えた。「それは監督の指示を鵜呑みにするという意味ではなくて、難しいですけど違った判断が必要な時もある」と、状況に応じて臨機応変な対応も視野に入れていると明かす。
それはいわば、指揮官の要求を超えるプラスアルファの部分と言えるだろう。「基本的には、メンバーに残るためにそうしたところを重点的にやる必要がある」というのが柴崎の考えのようだ。
その一方、ハリル体制でコンスタントに招集されている槙野も、柴崎と同じようなコメントを口にしている。決して守備戦術を軽視しているわけではない。むしろ、指揮官の指示をベースに、いかに自分の能力を上乗せするかを考えるべきだと提言する。
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