キャラガー氏が批判集まるベイルの欠点に言及「彼に不足しているのは…」
ベイルはボールに対しての積極性が欠如? 「彼には不足しているのはボールの要求」
この日負傷から復帰したベイルはいくつか得点チャンスを演出したが、後半のヘディングシュートがバーを叩くなど結局決め切れずに終わった。キャラガー氏は、ベイルのピッチにおける姿勢について疑問を投げかけた。
「後半の方が決定機やチャンスに絡んでいたことに疑いはない。しかし、世界記録となる移籍金でやってきた選手には、このような試合でこそ魔法の瞬間を生み出すことを求められる。そして、彼はボールに対して受け身になりすぎている。
馬力もフィジカルも備えているし、プレッシングにも積極的で走行量も多かった。しかし、彼には不足しているのは、ボールの要求だ。彼に批判が集まるとするならば、それは彼の持つ能力に対してではない。彼の積極性に対してだ」
ベイルは2013年に史上最高額とも言われる約138億円でレアルに加入。しかし、巨額の投資に見合った活躍ができていないとサポーターから罵声を浴びることも多い。特にここ最近批判の声が集まっていたこともあり、ベイルにとっては名誉挽回のチャンスだったが、結果を残すことはできなかった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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