レアルの「ラウール監督」誕生へ 4月にライセンス取得、フベニールB指揮官に就任
スペイン紙報道、古巣で指導者としての第一歩を踏み出す
かつてスペインの至宝と呼ばれ、レアル・マドリードやシャルケなどで活躍した元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス氏。特にユース時代から18年間を過ごしたレアルでは象徴的な存在となり、現在もクラブの歴代最多出場記録を保持している。そんなラウール氏が今回コーチングライセンスを取得し、レアルの下部組織を率いるとスペイン紙「マルカ」が報じた。
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スペイン代表で102試合44得点の記録を残している元スペイン代表のエースは、16年に北米サッカーリーグ(NASL)のニューヨーク・コスモスで現役を引退。現役を退いてからは同クラブのテクニカルアドバイザーを務めつつ、スペインプロリーグ機構の北米大使に就任し、2017年からはレアルに復帰していた。
そして今回、ラウール氏は4月にスペインサッカー連盟のエリートコースでコーチングライセンスを取得することになったという。ちなみに同連盟のエリートコースとは、元代表選手やトップディビジョンで10年間プレーした選手が受けることができるプログラムとなっている。
コーチングライセンス取得後は、レアルの下部組織であるフベニールB(U-18)を引き継ぐのでは、と同紙は伝えている。現在レアルのアカデミーでは、昨年から元スペイン代表MFグティ氏がフベニールA(U-19)を率いており、フベニールAの監督だった元アルゼンチン代表MFサンティアゴ・ソラーリ氏がレアルのBチームにあたるカスティージャの監督に昇格している。
どちらもアカデミーで印象的な仕事を果たした末に昇格したとしているが、ラウール氏が下部組織の監督に就任すれば同様の道が待っているかもしれない。そしていずれはトップチームの監督就任という道も見えてくるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)