指揮官「私は残りたい」

　リーグ戦でも残り2試合でバルセロナに勝ち点4差を付けられており、今季はタイトルの獲得が困難な状況となった。クラブとの契約を2016年まで残すイタリア人指揮官は自身の去就についても言及した。

「私は（マドリーに）残りたい。しかし、クラブは私に不満があるのなら監督を変える権利がある。

　彼らがこの2年間の出来に満足しているのなら、私は監督を続けることが出来るだろう。しかし、そうでないなら彼らも決断せざるを得ない。私はこの仕事がどういったものかよく知っているよ」

　昨季はデシマ（10度目のCL制覇）を達成し、クラブの歴史に名を連ねた名将アンチェロッティ。しかし、あれから1年。今度は自身の立場が危ぶまれている。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images