「今までになかった感覚」 ドイツで覚醒した宇佐美が明かす、ゴール量産の秘訣とは?
「ポジショニングとか走りを意識」
そこで挙げたのが、デュイスブルク戦でのゴールシーンだ。宇佐美が得点をゲットしたのは後半43分のこと。試合を決定づけるチーム2点目となったわけだが、精神的な部分で大きな収穫を得ている。
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「4試合連続ゴールの4点目も最後まで狙っていました。味方のパスの質っていうのもありましたけど、しっかり落ち着いて判断できている。90分間、守備のタスクをこなしながらサイドからゴールを狙って、可能性をどんどん広げていく。そしてポジショニングとか走りを意識して、本当にいるべき場所にいて、決めるべき時に決める。それができれば結果はついてくるんだなと、手応えはありますね」
これまではボールを持つと才能を発揮する宇佐美だが、“消える時間帯”を指摘されることが多かったのも事実。しかし、ここ最近は気持ちを切らさずにゴールを狙い続けている感覚を持てているようだ。
そして得点感覚にプラスして、宇佐美はデュイスブルク戦でもう一つの武器を身につけたという。それは本人の口から出た「ポリバレント性」だ。