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オーストリア、“スパーリング相手”として大人気 W杯直前にブラジルと親善試合決定
W杯には出場せずも、本大会直前にロシア、ドイツに続いてブラジル代表と対戦
オーストリアサッカー連盟は、ロシア・ワールドカップ(W杯)本大会を直前に控えた6月10日にブラジル代表と親善試合を行うことが決まったことを発表した。
ブラジルは6月3日にクロアチア代表との親善試合が組まれているが、本番前の“最終スパーリング”の相手がオーストリアに決定。オーストリアの首都ウィーンでゲームを行い、その後にロシア入りして17日のグループリーグ初戦のスイス戦に臨むことになった。
オーストリアはW杯出場を逃しているが、親善試合の相手として“モテモテ”だ。5月30日に開催国ロシア、3日後の6月2日には前回大会王者のドイツと対戦予定。そしてさらに、W杯優勝5回を誇るカナリア軍団からの指名を受ける形になった。
現在、右足中足骨の骨折で長期離脱中のブラジル代表FWネイマールにとっては、本大会前の最終確認をする時期にある。首都ウィーンは欧州における航空交通の要所で、各地への便が発着する非常に利便性の高い。そういった背景もロシア入り直前の強豪チームに都合が良いのかもしれない。
オーストリアの代表的な選手はバイエルンのDFダビド・アラバが挙げられる。W杯からは1998年フランス大会を最後に遠ざかっているが、2016年の欧州選手権には自国開催だった08年に続く2度目の出場。最新のFIFAランキングでも28位につけている。各国にとっては実力を測る“影のキーマン”となるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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