ユベントスの後輩ディバラに期待「世界NO1のFWへの道を歩んでほしい」

　元ユベントスのファンタジスタ、イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、欧州サッカー連盟（UEFA）のインタビューに登場。ユベントスの「10番」を受け継いだアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに、「世界でナンバーワンのFWへの道を歩んでくれることを願っている」とエールを送った。

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　ユベントスは今季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）でベスト8に進出。ディバラは決勝トーナメント1回戦のトットナムとの第2戦で、決勝点となるゴールを決めた。

　そのディバラの武器の一つが、正確無比なフリーキック（FK）だ。現役時代に名手として知られたデル・ピエロ氏は、ディバラのFKについて「僕の方が確実に上手いね」と笑顔で語った。しかし、エースナンバーの後継者に対しては期待を込めた言葉を送っている。

「彼はまだ若いし、僕を超えようとする時間を過ごしている。僕は自分の時を楽しみ、そして終えた。今度は、彼が輝く番だし、彼の時代になるんだよ。僕はパウロがユーベに多くを与えることで、世界でナンバーワンのFWへの道を歩んでくれることを願っている」

　ユベントスでトヨタカップ（現FIFAクラブワールドカップ）を制して世界一になったファンタジスタは、今やディバラの時代だと言及。そして、世界一のストライカーになるポテンシャルがあると太鼓判を押している。

　インタビューの最後に、ユベントスのスローガンである「Fino alla fine!!（最後の最後まで）」とエールを送ったデル・ピエロ氏。ディバラとチームはその期待に応え、CL準々決勝で対戦する2連覇中の王者レアル・マドリードを破ることができるだろうか。