8秒間の奇跡再び… ロナウジーニョの“伝説のリフティング10連発”に衝撃 「幻想的」
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リーガ公式ツイッター、天才クラックが見せた珠玉のテクニックを動画付きで紹介
元ブラジル代表MFロナウジーニョは今年1月に現役引退を発表。その系譜を継ぐ代表格がバルセロナで10番を受け継いだアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやブラジルの至宝であるパリ・サンジェルマンのFWネイマールだが、やはり先人のインパクトは絶大だ。リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターが14年前に行われた試合で華麗なテクニックで二人を手玉に取る動画を公開し、「幻想的」「マエストロ」と改めて称賛されている。
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母国ブラジルのグレミオでプロキャリアをスタートさせたロナウジーニョは、フランス1部のパリ・サンジェルマンで名を挙げ、2003年に名門バルセロナへ移籍を果たした。背番号10のユニフォームをまとった天才は、自慢のテクニックを武器にリーガ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝1回に導くなど一時代を築いた。
今回、リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターが公開したのは、2003-04シーズンの本拠地アスレチック・ビルバオ戦(1-1)のワンシーンだ。
後半9分、左サイドのタッチライン際でパスを受けたロナウジーニョは、マーカーを背負いながら胸トラップで収め、そのまま右足を駆使してダイレクトでボールをコントロールする。二人に囲まれるなかでリフティングを4回つくと、ボールを高く浮かせる“シャペウ”でカバーの選手を回避。その浮き球を体に手をかけられながらも右肩でトラップして足元に落とし、今度は逆方向にシャペウを繰り出した。さらに、追いかけてくる相手を太ももでのジャンピングトラップを経て横へのシャペウでひらりとかわしてみせたのだ。
時間にすればわずか8秒ほどだが、その間一度もボールを落とさずにシャペウを含むリフティング10連発で二人を翻弄。投稿では「ロナウジーニョはエンターテイナーだ!」と綴るとともに、動画内のロナウジーニョをマジシャンになぞらえるようにシルクハットをかぶらせる加工を施している。これには、ファンからも「幻想的」「マエストロ」と声が上がった。
バルセロナで数々の名場面を生んだロナウジーニョだが、このビルバオ戦のプレーは伝説としていつまでもファンの間で語り継がれるに違いない。