19歳堂安、オランダ6点目でロッベンと比肩 現地紙も個人技称賛「ベストプレーヤー」
トゥベンテ戦で個人技から2試合ぶりのゴールを挙げ、今季リーグ戦6点目をマーク
オランダ1部のフローニンゲンに所属する19歳のMF堂安律は、現地時間4日の敵地トゥベンテ戦(1-1)で8試合連続スタメン出場。後半12分に個人技から先制弾を叩き込み、勝ち点1獲得に貢献した。これで今季リーグ戦6点目となり、2001-02シーズンの元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(現バイエルン)の記録に肩を並べた。現地紙も「フィールドのベストプレーヤー」と称賛している。
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フローニンゲンは後半12分、FWトム・ファン・ヴェールトがペナルティーエリア手前で縦パスを受けるも、球際の接触でバランスを崩してしまう。その瞬間に動き出した堂安がこぼれたボールを拾って相手ゴールにアタック。一歩目でDF一枚をかわすと、二人から体を寄せられるなかで左足アウトサイドのボールタッチで左側にコースを変え、倒れながらゴール左隅にシュートを突き刺した。
2月16日のVVVフェンロ戦(1-1)以来となるゴールで先制点を奪い、クラブ公式ツイッターは「イエーース、ドウアンだ!!」と速報。試合は後半26分に追いつかれて1-1で引き分けたが、堂安はゴールで存在感を示した。
これで堂安は今季リーグ戦6点目。VVV戦でロッベン、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現バルセロナ)、FWリハイロ・ジヴコヴィッチ(現オーステンデ)に続いて、今世紀フローニンゲンに所属し、10代で5得点以上を挙げた4人目の選手になったが、この日のゴールで2001-02シーズンにロッベンが記録したシーズン6得点に並んだ。
オランダ紙「Dagblad van het Noorden」は、「ドウアンはフィールドのベストプレーヤー」と取り上げ、「彼はデュエルに強く、ほとんどボールを失わない。今日ほど良いプレーをしたドウアンは見たことがない」と高く評価した。
19歳の侍アタッカーは、海外挑戦1年目から強烈なインパクトを放っている。