岡崎ライバルは「高価な失敗作」 レスター“37億円FW”に海外メディアが厳しい視線
FA杯準々決勝に先発も不発に終わったイヘアナチョ、リーグ戦でも今季わずか1得点
日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは、現地時間18日に行われたFAカップ準々決勝でチェルシーに延長線の末に1-2で敗れた。この試合でスタメン出場し、後半23分に岡崎と途中交代するまでプレーしたナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョはまたも結果を残せず、海外メディアから「高価な失敗作であることを証明している」と厳しい視線を向けられている。スポーツ専門「ESPN」のアフリカ版サイト「KWESE ESPN」が報じている。
レスターは前半42分にスペイン代表FWアルバロ・モラタのゴールで先制を許すも、後半31分にヴァーディがネットを揺らして同点とした。1-1のまま延長戦に突入したが、延長前半15分に元レスターMFエンゴロ・カンテのクロスから途中出場のスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスにヘディングで決められ、1-2で惜敗した。
ヴァーディと前線でコンビを組んだイヘアナチョは、得点に絡めないまま後半23分に岡崎と交代していた。今季FAカップで4試合4得点し、チェルシーとの大一番でもスタメンに抜擢されたが期待に答えられず。記事では、この20歳の逸材はあまりにも高すぎる買い物になったと指摘されている。
「マンチェスター・シティは昨夏、ケレチ・イヘアナチョを2500万ポンド(約37億円)でレスター・シティに売却。その際、このナイジェリア人FWに5000万ポンド(約74億円)の買い戻し条項を契約に含めた。エティハド・グループはキングパワー・スタジアム(レスターの本拠地)でイヘアナチョがスターになった場合に備えてプロテクトしたが、レスターにこの20歳が2500万ポンドなんてバーゲン価格だと思い込ませるための巧みな策略だったのかもしれない」