EL低調のゲッツェ、ドルトムント監督が酷評 「何一つ見るべきものはなかった」
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シュテーガー監督がザルツブルク戦のプレーに不満「単純に満足できない」
MF香川真司が所属するドルトムントは現地時間15日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦、ザルツブルク(オーストリア)との第2戦で0-0と引き分け、2戦合計スコア1-2でベスト16敗退となった。MFマリオ・ゲッツェは戦犯の一人として批判を浴び、ドイツ代表でも3月の親善試合のメンバーから外れたが、ペーター・シュテーガー監督も背番号10に厳しい目を向けている。ドイツ紙「ビルト」紙が報じた。
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「マリオに関しては、我々は彼の貢献に単純に満足できない。我々が見たいと願っている、特に素晴らしいパス、相手の危険なポジションに入っていくプレー、何一つ見るべきものはなかった」
ザルツブルクとの第2戦でスコアレスドローに終わると、シュテーガー監督は重宝してきたゲッツェに厳しい見解を示したという。しかし、指揮官の不満も必然とばかりに、記事ではゲッツェの貢献度の低さを示すデータを紹介している。
「ゲッツェはハーフタイムまでのスプリントの回数はわずか7回。ドリブルは一度もない! 攻撃的MFにしては恐怖のバランスシートだ」
18日にはリーグ第27節ハノーファー戦を控えるが、記事では「彼がメンバーから削除させることを予想する人間は少ないが…」とベンチスタートの可能性も指摘している。
2014年のブラジル・ワールドカップ決勝のアルゼンチン戦で優勝決定弾を決めた英雄でもある“ドイツの至宝”は、本来の輝きを取り戻せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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