「プレーを怖がっていた」 モウリーニョ監督、FAカップ4強進出も消極的姿勢に不満
FAカップでブライトンを2-0で撃破も、指揮官は「良いプレーではなかった」と辛口
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16で敗退するなど背心のマンチェスター・ユナイテッドは、現地時間17日にFAカップ準々決勝でブライトンと対戦。ベルギー代表FWロメル・ルカクとセルビア代表MFネマニャ・マティッチの得点で2-0と勝利を収めてベスト4に進出したが、ジョゼ・モウリーニョ監督は「何人かの選手はプレーを怖がっていた」と試合を振り返った。英公共放送「BBC」が報じている。
スペイン代表GKダビド・デ・ヘアやフランス代表MFポール・ポグバ、チリ代表FWアレクシス・サンチェスらをベンチスタートとしたユナイテッド。前半37分、マティッチのクロスからルカクがヘディングを叩き込んで先制すると、後半38分にはセットプレーからマティッチが頭で押し込んで追加点を奪い、攻撃陣の高さを生かして2-0で勝利した。
しかし、CLでセビージャ相手に敗退した直後に12分にも及ぶ長いスピーチが話題となったモウリーニョ監督は、この勝利にも満足感を示さなかった。
「私が彼らにしてほしいプレーではなかった。チームが準備してきたプレーではなかった。確実に勝利には値するものだった。試合は我々がコントロールしていた。しかし、良いプレーではなかった。それまでの2日間に取り組んできたことと、ピッチのプレーには矛盾が生じる事がある」
page1 page2