アーセナルFW、PK獲得の“ダイブ疑惑”で物議 規律委員会の再検証で出場停止処分も
EL16強のミラン戦、アーセナルFWウェルベックが疑惑の判定でPK弾
UEFAヨーロッパリーグ(EL)16強のACミラン戦で、アーセナルのイングランド代表FWダニー・ウェルベックは疑惑の判定でPKを獲得して同点ゴールを決めた。試合はアーセナルが2戦合計5-1でベスト8進出を決めたが、ダイブ疑惑で渦中のウェルベックに出場停止などの処分が下される可能性が浮上している。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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ミランとの第2戦の前半38分、ウェルベックが狡猾さを見せる。スルーパスに反応して抜け出すと、ミランはスイス代表DFリカルド・ロドリゲスが背後から追走し、軽く手を触れた場面でウェルベックは転倒した。
スウェーデン人レフェリーのジョナス・エリクソン氏は当初ファウルを取ろうとしていなかったが、追加副審からの助言を受け入れてPK判定。ウェルベックがこれを決めて先制し、3-1と勝利を収めている。だがウェルベックの転倒は物議を醸しており、アーセナルが公式ツイッターで実施したアンケートでも、74%の人が「PKではない」と回答を寄せていた。
そんななか、UEFA(欧州サッカー連盟)の規律委員会がウェルベックのプレーを再検証している可能性を指摘。記事では「追加処分は起こらない様子だが、規律委員会には相応しい証拠を検討できる権限を持つ」と報じている。
アーセナルは4月5日にEL準々決勝でCSAKモスクワと対戦する。ドルトムントから獲得したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンはこの大会に出場できない。前線の人員が不足しているアーセナルで、ウェルベックは本拠地第1戦のピッチに立つことができるだろうか。
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