モウリーニョ理論に英注目! CL16強敗退で「12分間の自己弁護」…“負の遺産”主張
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16日の記者会見に登場したモウリーニョ監督、ジョークも飛ばしつつ過去政権を批判
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強セビージャ戦で守備的な戦いの末に2戦合計1-2で敗れ、サポーターとメディアから大バッシングを受けているが、現地時間16日の記者会見の冒頭で「僕は生きているよ。ここにいるよ」とジョークを飛ばした後、12分の自己弁護を展開。敗戦の理由を過去の政権に押し付けるモウリーニョ理論は大きな話題を呼んでいる。
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「ジョゼ・モウリーニョのCL記録に関する12分間の弁護」と特集したのは英公共放送「BBC」だった。セビージャ戦の屈辱から久々に姿を現したモウリーニョ監督は、マイクの前で着席直前に弱々しい笑顔を浮かべた。
「僕は生きているよ。ここにいるよ」
CL敗退で批判を浴びるなか健在をアピールすると、会見場からは笑い声も起きた。そこからは舌鋒鋭く自己弁護がスタートすることになる。
「ファンはファンであり、彼らにも意見を持つ権利はあると言っておく。しかし、フットボールの遺産というべきものがあるんだ。自分のポルトガル語から完璧から程遠い英語に翻訳しようとしているが、それは監督が継承したものなんだ」
モウリーニョ監督は過去の政権について批判し、デイビッド・モイーズ元監督、ルイス・ファン・ハール前監督ら前任者の欧州での戦歴に矛先を向けた。