「マン・オブ・ザ・マッチは審判」 “疑惑PK”に怒りのミラン10番「決して忘れない」
チャルハノールが先制弾を決めた3分後に悲劇 「ELで起きるなんて普通じゃない」
ACミランは現地時間15日に行われたUEFAヨーロッパリーグ16強、アーセナルとの敵地第2戦に1-3で敗戦。2戦合計1-5で大会から姿を消した。この試合で豪快な先制ゴールを決めた背番号10のトルコ代表MFハカン・チャルハノールは、アーセナルに疑惑のPKを与えた主審を「マン・オブ・ザ・マッチ」と揶揄している。
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トルコの司令塔が意地を見せた。前半35分、横パスを受けたチャルハノールは迷わなかった。豪快に右足を振り抜くと、約25メートルのミドルシュートがゴール右隅に突き刺さった。
「我々は良いプレーをした。アウェーでの戦いは難しい。我々はゴールしたが、信じられない失点を喫してしまった。あんなことがヨーロッパリーグで起きるなんて、普通じゃない」
チャルハノールはクラブの公式番組「ミランTV」でこう語った。先制点を決めた時点で2戦合計1-2と1点差に詰め寄っていたが、その3分後に衝撃のシーンが起きた。
前半38分、アーセナルのFWダニー・ウェルベックがペナルティーエリア右サイドでスルーパスに抜け出す。ミランのスイス代表DFリカルド・ロドリゲスが背後から追走し、ウェルベックに軽く触れる程度の接触だったが、ウェルベックはスローモーションのように倒れた。
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