A代表初招集の中島翔哉、ポルティモネンセが歓喜のエール「W杯へのラストチャンス」
リーグ戦9得点6アシストの中島初選出を速報「代表の一員となったことを誇りに思う」
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、3月シリーズ(23日マリ戦、27日ウクライナ戦)のメンバーに、ポルティモネンセのMF中島翔哉を初招集。チームの中心選手となった男の新たな挑戦に、クラブ公式サイトも「ワールドカップへのラストチャンスかもしれない」とエールを送っている。
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26人が選出された今回のメンバーで、唯一の“新顔”が23歳の中島だった。
中島は昨年8月にFC東京からポルティモネンセに期限付き移籍。リーグ戦22試合に全て先発出場し、リーグ7位タイの9得点、6アシストとチームの顔として攻撃を牽引している。
ハリルホジッチ監督は選出に際し、「ドリブラーでこれだけ俊敏で爆発的なものがある選手は日本にはなかなかいない。爆発的なスピードがあるので、1対1で抜けるのではないか」と言及。個人で局面を打開できる能力を高く評価していた。
ポルティモネンセは15日、「ナカジマが日本代表に選出」と速報。FW金崎夢生(現・鹿島アントラーズ)に続いてクラブ史上2人目の日本人選手であり、2011年のU-17ワールドカップや16年のリオデジャネイロ五輪に出場した経歴を紹介するとともに、中島の今後についても触れている。
「ナカジマはポルティモネンセで急激に成長している。ポルトガルに来てまだ間もないにもかかわらず、彼が代表チームの一員となったことを誇りに思う。(今回が)バヒド・ハリルホジッチ監督に世界の舞台(W杯)へ連れて行くことを説得するラストチャンスかもしれない」
これまで継続して招集されてきたFW浅野拓磨(シュツットガルト)がクラブで出場機会を失い、昨年12月のE-1選手権で代表デビューしたスピードスターのFW伊東純也(柏レイソル)も3月シリーズは落選。“大逆転”でロシアW杯のメンバーに名を連ねるためには、今回の猛アピールは不可欠となる。身長164センチの“小さな巨人”がA代表の舞台で刻む一挙手一投足から目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)