ユベントスOBがディバラ&イグアインに言及 「僕とデル・ピエロに比べれば…」
トレゼゲ氏はディバラを評価しつつも、「比較する段階にない」と厳しい見解も…
かつてユベントスで活躍した元フランス代表FWダビド・トレセゲ氏が、衛星放送「スカイ・イタリア」のインタビューで現チームに言及。攻撃の核を担うFWパウロ・ディバラとFWゴンサロ・イグアインのアルゼンチン代表コンビについて、「僕とデル・ピエロに比べれば、まだまだ」と評した。
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ユベントスはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でトットナムを撃破。現地時間7日の第2戦ではディバラが2ゴールを決めて勝利に導いた。トレセゲ氏は「ディバラはまだ若いのに強烈な選手だ。そして、長期離脱から戻ったばかりというのも忘れてはいけない」と殊勲の24歳を称える。
そして、ディバラとイグアインのコンビについて聞かれると、トレセゲ氏はかつての相棒であるファンタジスタの名前も挙げてこう語った。
「ディバラはすでに素晴らしいが、まだまだ成長している。イグアインとのタンデム(コンビ)が、ユベントスに幸運をもたらしているね。ただ、僕とデル・ピエロに比べればまだまだ。比較する段階にはない。なぜなら、僕らはほぼ10年間も一緒にプレーしてクラブの歴史を作ったからね。彼らはクラブの歴史の1ページに名前を記しているけど、忘れられない記憶になるほどのコンビになるにはまだまだだよ」
技術と正確なキックを誇るデル・ピエロと、高さと決定力を兼備したトレセゲのコンビは、2000年代前半のセリエA最盛期において、「ユベントス最強2トップ」として知られた。自身もアルゼンチンとフランスの二重国籍であるトレセゲ氏は、現在のコンビはまだ自分たちのレベルに達していないと厳しくも温かいエールを送っている。
ユベントスは昨季CL決勝でレアル・マドリードに敗れたが、今季も欧州王者奪還のチャンスがある。前線のコンビがそのタイトル獲得の決め手になれば、トレセゲ氏からも“お墨付き”をもらえるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)