酒井高&伊藤所属のHSV、今季2度目の監督解任 自動降格のピンチに内部昇格を決断

ハンブルガーSVは、今年1月に就任したばかりのホラーバッハ監督の解任を発表【写真:Getty Images】
ハンブルガーSVは、今年1月に就任したばかりのホラーバッハ監督の解任を発表【写真:Getty Images】

今年1月に就任したばかりのホラーバッハ監督を見切り、ティッツU-21監督を内部昇格

 日本代表DF酒井高徳とMF伊藤達哉が所属するハンブルガーSVが現地時間12日、ベルント・ホラーバッハ監督の解任を発表した。

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 ホラーバッハ監督は今年1月22日に就任したものの、リーグ戦7試合未勝利(3分4敗)と泥沼から抜け出せず。2カ月と経たずに解任の憂き目に遭い、残り8試合はU-21チームからクリスティアン・ティッツ監督を内部昇格させることが決まった。

 ハンブルガーSVは1963年のブンデスリーガ創設時からの“オリジナルメンバー”で、これまで一度も1部から降格した経験がない。しかし今季は、リーグ戦残り8試合の時点で17位に沈み、入れ替え戦に出場できる16位とも勝ち点7差がついているため、自動降格の大ピンチにある。

 先週には成績不振を理由にヘリベルト・ブルーフハーゲンCEOと、イェンス・トッドSDを解任していたが、さらなる大ナタを振るう結果になった。

 目下のところ成績不振の最大の理由は、26試合でリーグワーストの18ゴールという深刻な得点力不足にある。主将を務める酒井には契約更新の話題も現地メディアで報じられているが、まずは目の前のリーグ戦で少なくとも16位にまで上がることが最優先になる。

 シーズン2度目の監督交代に打って出た名門は、来季も1部で戦い続けることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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